作者:岸見 一郎
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2013-12-13
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まず、カカシ先生の早業は流石といったところですね。
だからカカシ先生は特別な力がなくても何とかしてくれちゃうような信頼感があります。
次に、ナルトのアレしかねえと言って発動させた術もナルトらしいです。
忍びの祖も思わず驚いて隙を作ることに成功しています。
こんなチャクラの使い方があるんだぞ!っていうナルトの気持ちが伝わってきました。
あとこの巻で非常に良いと思ったところはサクラがサスケを救う場面です。
直後のサスケは「ありがとう」こそ言えませんでしたが、
「おかげで届いた」と言えたことがすごく良かったと思います。
この「届いた」って言葉は単純にその場に辿り着いた(助かった)と解釈できます。
ですが、サクラの想いが届いたともとれます。
さらには柱間とマダラが願掛けしてのようにしていた水切りを思いださせます。
向こう岸(忍びの夢)に届いたとも重なりました。
オビトとサクラが協力し、チャクラで世界を繋げ、サスケを救い出す様が、
忍び世界でもっとも大事なことでした。チームワークですね。
チームワークと言えば巻末のナルト、サクケ、サクラ、カカシ先生での作戦は見事でした。
アカデミーを卒業し、カカシ先生と最初に会った教室では「嫌いだ」と言われたのを思い出します。
そして今、3人が協力する様をみて「大好きだ」と変わりました。
私も第7班大好きですね。
最後に、オビト。
NARUTOの物語はオビトが主人公と言っても過言ではないほど、
オビトがかなり重要人物となっていますね。
色々遠回りしてたオビトだけど、最後は火影みたいでかっこよかったです。
後輩に託す姿は感無量でした。
と、今までの想いやら願いやらが叶った巻です。
自分的には最大級に満足できましたので★5です。
以上です。